1959年発売のニコン初の一眼レフカメラです。1960年代には世界のフラッグシップ機として多くのプロカメラマンに使用されました。今回の出品はその前期型で、日本光学のマークの入ったものです。露出計が内蔵されていませんので、電池も使いません。機械式のシャッターはまだ元気に切れています。難点はプリズムの登頂部分に縦に少し腐食がでているところですが、ファインダーを覗いたときには気にならない程度です。外観はペンタ部のFのマークの上に浅い当たりがあります。また巻き戻しレバーのプラスチックのパーツがやれています。レンズもNippon Kogaku銘の古いF2のレンズです。細かいホコリの混入はありますが、カビは見受けられずきれいな状態で、ピントリングも適度な重さで作動しています。絞り羽根も正常です。フィルターとレンズカバーが付いてます。